KOSENEXPO

アグリ・バイオ

養鶏を目的とした薬剤耐性を生じない新たな殺虫装置を実用化したい。


上野 崇寿
大分工業高等専門学校電気電子工学科准教授
発表日時
10月27日(木)
14:10-14:40
連携活動のベースとなる既存技術や従前からの活動概要

養鶏業で問題となっている養鶏へのワクモ(ダニ)寄生。近年、主な対策である薬剤に対して抵抗性を持つものが増加し、重大な懸念事項となっている。本技術は、そのワクモに対して高効率かつ安価に殺虫を実現できるインパルス高電圧応用技術である。

参加企業等と⾏いたい具体的な連携活動

養鶏業を営む企業等での実地試験ならびに鶏舎関連器具・装置を製造するメーカと本技術の組み込み可能性の検討を希望しています。

連携活動の特徴
  • 既存の薬剤殺虫にかわる新たなワクモ(ダニ)の瞬間殺虫。(特許出願中)
  • インパルス(極短時間の高電圧)であるため、感電負傷の危険性がない。
  • 小型であり、既存の養鶏ゲージの形に依らず敷設可能。
参加企業等がメリットだと思う、連携活動により期待される成果
  • 養鶏業のための新たなワクモ電撃殺虫装置の実用化が期待されます。
  • 将来的には、鶏舎内の養鶏全体の状態を監視し、必要に応じて殺虫を行うシステム(IoT)開発も行います。
  • ワクモ(ダニ)だけでなく、他の昆虫に対しても効果が期待でき、新たな応用が可能です。