連携活動のベースとなる既存技術や従前からの活動概要
発表者が所属する研究室では炭素鋼の強度特性に及ぼす水素の影響、また水素侵入防止を行う製膜技術の開発および地元企業との共同研究を行ってきた。また水素事業化研究会をこれまで行い、県内の企業等のカーボンニュートラル啓蒙活動を実施してきた。
参加企業等と⾏いたい具体的な連携活動
これまで行ってきた水素脆化研究、水素脆化防止膜研究に関する研究を活かし、高い水素脆化防止率(80%以上)達成と低コスト化の実現に向けた連携活動を行いたいと考える。企業との共同研究を通し、水素製品試験センターにおける高圧耐久疲労試験などを行い、強度特性の解明および強度補償も目指す。
連携活動の特徴
- 西口廣志准教授はじめGEARエネルギの教員および学生と協働して連携活動を行います。
- GEARでは水素エネルギーに関する様々なシステム開発、基礎研究を行っており、その知見を活かせます。
- GEARは産学官連携および高専間連携を積極的に推進しており、幅広いネットワークからの技術支援を行うことができます。
参加企業等がメリットだと思う、連携活動により期待される成果
- カーボンニュートラルに関する新しい共同研究開発が期待できます。
- 参加企業への認知度が高まり、就職支援が行えます。
- カーボンニュートラルに関する教育教材が完成され、参加企業への研修に役立てます。
発表内容に関わるWebページ
https://researchmap.jp/read0150454