KOSENEXPO

建築・土木

山岳トンネルの担い手確保・育成に向けた基礎VRシステムを構築したい!


岡崎 泰幸
松江工業高等専門学校環境・建設工学科講師
発表日時
10月27日(木)
15:30-16:00
連携活動のベースとなる既存技術や従前からの活動概要

山岳トンネル施工時における地質の変化等の予測を容易とするために、従前から、写真測量技術を用いたトンネル切羽の三次元モデリングに取り組んでいました。現在は、その三次元モデルを活用してVR化を実施中です。将来的には、近年減少傾向にある山岳トンネルの担い手確保・育成に向けた基礎VRシステムの構築を試みたいと考えています。

参加企業等と⾏いたい具体的な連携活動

まずは、山岳トンネルの現場などを提供していただき、施工時の状況などを3DおよびVRにするための必要なデータを取得する。そして、そのデータを基にして、前方地山の予測向上に向けた三次元モデリング技術の構築や担い手確保・育成に向けたVRシステムの構築に関する検討を行う。また、これらを行う際には、是非企業の立場から見たご意見などをいただきたい。

連携活動の特徴
  • 山岳トンネル施工時の前方地山予測向上に向けた三次元モデリング技術に関する共同研究
  • 山岳トンネル関連のインターンシッププログラムや教育プログラムの共同開発
参加企業等がメリットだと思う、連携活動により期待される成果
  • 三次元モデリング技術に関するノウハウの蓄積
  • 山岳トンネルの担い手確保・育成力の向上