連携活動のベースとなる既存技術や従前からの活動概要
癌治療法の一種である光線力学療法に使用される光増感剤の研究・開発を行っている。光増感剤の細胞選択性・水溶性を高めるためにWarburg効果に着目し、グルコースを連結させた新たな光増感剤を合成した。
参加企業等と⾏いたい具体的な連携活動
これまで合成された光増感剤はin vitroによる有意な細胞生存率の減少が確認されているが、in vivoによる生体内における細胞毒性を調べたいと考えており、そのような共同研究に興味のある関係団体様との連携を期待します。
連携活動の特徴
- 粳間研究室では有機合成化学を利用した様々な化学合成の実績がありその知見を活かせます。
参加企業等がメリットだと思う、連携活動により期待される成果
- 生体内における毒性を確認することで将来、実用化が期待でき、癌研究のさらなる発展につながります。
- 幅広い患者に使用でき、負担の少ない治療薬として癌治療薬として大きなシェアを得ることが出来ます。