KOSENEXPO

製造技術

CADの図形情報からNCコードを生成するオープンソースなCAMソフトの開発


眞柄 賢一
舞鶴工業高等専門学校教育研究支援センター技術職員
発表日時
10月26日(水)
14:10-14:40
連携活動のベースとなる既存技術や従前からの活動概要

一般的にCAMシステムは非常に高価である。また操作が複雑で専任のオペレータが必要な場合も多い。NCVCは無料で簡単に使えるCAMシステムを目指し、20年以上開発を進めてきた。3軸マシニングセンタだけではなく、NC旋盤やワイヤ放電加工機にも対応しており、無料のCAMシステムとして官民問わず人気を博している。

参加企業等と⾏いたい具体的な連携活動

すでに多くの動作実績のあるNCVCですが、まだまだ基本的な機能しか実装できていない。KOSEN EXPOの参加を契機に企業様等々から広く意見を取り入れ、さらなる機能の充実を目指したい。また2022年2月にオープンソース化したので、世界中の開発者が集まるような魅力あるオープンソースにどう育てていくかも皆様と議論したい。

連携活動の特徴
  • オープンソース
  • BOOST C++ライブラリを積極的に活用したモダンなソースコード
  • 世界中の開発者と共同で開発できる仕組み(GitHub)
参加企業等がメリットだと思う、連携活動により期待される成果
  • すでに公開されている82,000行超のソースコードが閲覧可能
  • プログラミングやGit/GitHubの操作が勉強できる(人材育成)
  • 自社開発製品とバンドル可
発表内容に関わるWebページ

https://k-magara.github.io/