連携活動のベースとなる既存技術や従前からの活動概要
平成30年7月に豊田高専の近隣にある小学校の児童が熱中症で亡くなってしまうという事故が起こってしまいました。このような悲しい事故を無くすため、熱中症の危険度をディープラーニングで評価し、その予防に役立つシステムの開発に取り組みました。
参加企業等と⾏いたい具体的な連携活動
実際の作業現場で、建設作業員の顔画像(写真)を提供して頂きたいです。写真を提供していただくことで熱中症対策システムがさらにブラッシュアップされます。翌年、現場の写真で学習した機器を建設現場に設置し、熱中症対策に活用していただけますと幸いです。
連携活動の特徴
- 産学連携を行うことにより幅広い年代層の熱中症対策が可能となります。
- 建設業は熱中症死者数が最も多い職種であるため、熱中症対策は喫緊の課題です。
参加企業等がメリットだと思う、連携活動により期待される成果
- 熱中症対策が必要な人員を把握することが可能となり、熱中症による労働災害を予防することが可能です。
- 産学連携を行うことにより幅広い年代層への熱中症対策が可能となります。
- 作業員の写真をうまく集めることができれば、寝不足や二日酔い、過度な疲労などの従業員の情報を把握することが可能となります。