KOSENEXPO

環境

潜在的な土壌汚染を顕在化するための化学的な可視化技術の紹介


末松 卯衣
東京工業高等専門学校物質工学科5年
発表日時
10月25日(火)
14:10-14:40
連携活動のベースとなる既存技術や従前からの活動概要

熊本高専、苫小牧高専、有明高専と東京高専、熊本大学および民間企業である坂本石灰工業所様との共同研究の成果である「OCTES」を進化させる。従来、鉛、6価クロム、フッ素、ホウ素の4元素を対象にしていたものを更にヒ素などに拡大させる。

参加企業等と⾏いたい具体的な連携活動

我々で研究開発した成果である土壌汚染評価キットをテスト使用していただける企業を探している。バグ出しを行なって、改善するべき課題を洗い出し、製品化につなげたい。

連携活動の特徴
  • 4高専+1大学+1民間企業の共同研究コンソーシアムを形成している
  • 高専研究ネットワーク、サポイン、環境省環境技術実証事業に採択されている
  • もともと高専による研究成果を社会実装できた好例である
参加企業等がメリットだと思う、連携活動により期待される成果
  • 土壌汚染の現場の管理に資するツールを開発段階から体験し、改良のための意見が出せる
  • 環境問題の解決に貢献でき、SDGsの達成に寄与できる
  • 高専学生による主体的な研究であるため、高専における人材育成に関与し、高等教育に貢献できる。
発表内容に関わるWebページ

https://sakamoto-lime.com/new/archives/product/octes