製造技術
構造材料の「永久強度」(静的負荷を永久的に保持できる強度)に関する定量的評価方法を開発し発表済みである(下記URL)。次世代の構造材として期待される一部の材料では、永久強度が一般的な材料試験で測定される強度の20%まで低下し、構造材として適さないことを明らかにした。機械・構造設計において永久強度を評価することの重要性を示唆している。
「疲労限度」は設計において重要な評価パラメータであることから、代表的な構造用金属材の永久強度と疲労限度の関係性について系統的な調査を実施したい。疲労試験は実験時間やランニングコストが嵩むため、協働および研究資金をご提供いただける企業・団体様との連携を希望する。
https://link.springer.com/article/10.1007/s11661-022-06641-1