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建築・土木

実証で受付効率3倍だって?!避難まるごとDXでレッツ減災!


吉川 祥生
木更津工業高等専門学校情報工学科3年
発表日時
10月25日(火)
15:30-16:00
連携活動のベースとなる既存技術や従前からの活動概要

第4回高専防災コンテストにて高専機構賞を受賞。木更津市の防災課の方々からも高い評価と導入の検討を頂けたアイデアです。避難者の受付を暗号化した二次元コードで行い効率化や迅速化、更に名簿や避難物資のデータまでもデジタルで管理していくことで、自治体が遠隔で詳細を確認し避難所との迅速な連携が可能となります。

参加企業等と⾏いたい具体的な連携活動

実際の避難所に近づけた実証実験を、本システムのβテストとして行いたいと考えています。現在の受付機能から、どういった機能を拡張していくのか、必要な安全性や冗長性についてを検討しています。以上について、実際に避難所を運営してフィードバックをいただける自治体の方や、技術指導を行っていただける企業様との連携を目指しています。

連携活動の特徴
  • 3年生3人、2年生2人、1年生2人の計7人のメンバーで開発しています。
  • 拡張性があるので、地域の事情などに特化した機能の柔軟な実装が可能です。
  • 本年1月に100人程度の規模で受付効率の実証実験を行い、システムの効果を見出だせています。
参加企業等がメリットだと思う、連携活動により期待される成果
  • 避難所のカタチやイメージを大きく変えることが期待できます。
  • DXしていく過程で、避難所の新たな価値や可能性を見出せます。
  • 災害時の大規模な人や物資の流れを把握でき、ビッグデータとして研究などに活用できます。