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エネルギー

あつまれ! グンマの風 ~風レンズで高効率発電~


清水 敬太
群馬工業高等専門学校専攻科 生産システム工学専攻2年
発表日時
10月25日(火)
14:10-14:40
連携活動のベースとなる既存技術や従前からの活動概要

風車に風レンズという集風装置を取り付けて発電効率を高めます。本研究では小型垂直軸風車に適した風レンズを開発し、群馬県のような内陸県向けの高効率発電を実現します。風洞実験では風速6.8 m/sを1.4倍の9.7 m/sに増幅できています。風のエネルギーは風速の3乗に比例するため、発電量換算では3倍近い増幅効果が期待できます。

参加企業等と⾏いたい具体的な連携活動

これまでに風洞実験で得られた成果をもとに、風レンズ風車の屋外実証試験を計画しております。風車で発電された電気をチャージコントローラを用いて蓄電池に充電するまでのプロセスについて、電気工学系のノウハウを有する企業様に連携活動でご支援いただきたいと考えております。

連携活動の特徴
  • インフラテクコン2021にて最優秀賞
  • 従来から発電効率に課題のあった垂直型風車を実用レベルの発電効率に改善
  • 群馬県のような内陸県に適した風力発電
参加企業等がメリットだと思う、連携活動により期待される成果
  • SDGsの目標7,9,13に対応
  • 送電線のない山間部における独立電源としての活用
  • 災害に備えた緊急用電源としての活用
発表内容に関わるWebページ

https://www.youtube.com/watch?v=Vn4w1ty0ce8